ひどい片頭痛になってしまった場合には、鎮痛剤を飲んだり治療のために頭痛薬を飲まなければなりませんが、痛みの度に薬ばかりに頼っていると、薬に身体が慣れてしまって、薬の効果が薄れてしまうということがあります。
痛みが出たからといって薬をすぐ飲んだり、頭痛を防ぐために日頃から頭痛薬を常用していると、かえって身体に悪影響をお呼びしてしまうということもあります。痛みがとれなくなったり、薬の量を増やさなければならなくなるのを防ぐためにも、薬を使わずに痛みを和らげる方法をいくつか紹介したいと思います。
まずは、十分な睡眠をこころがけること。軽い片頭痛の場合には十分な睡眠を取ることで治療できることもあるので、よく眠るようにすること。つぎに、部屋を暗くして静かな環境を作ること。発作がおこったときには光や音が刺激となってしまって、痛みが増すようになってしまうことがあるからです。
つぎにコーヒーやお茶などカフェインを含んだ飲み物を飲むこと。カフェインには血管を収縮させる効果があるので、血流を抑えて痛みを和らげる効用があります。(市販の鎮痛剤にもカフェイン成分が入っているものもあります。)
また痛みのあるほうのこめかみを指で押さえるのもいい方法です。
痛みが出ているほうのこめかみの血流が増えて痛みを感じることがほとんどなので、指で押さえて血流を抑えることで、ずいぶんと痛みを和らげることができるのです。ぜひ試してみてください。
頭痛の治療については、痛みを和らげる頭痛抑制治療と、痛みを予防する頭痛予防治療とがあります。
上記それぞれの治療には別々の違った治療薬が用いられます。
しかしそもそも薬物による頭痛の完全治療は難しく、薬物は常用することで効果が薄れてしまう傾向があります。
頭痛が出てしまった場合には適切に薬を飲んで治療することが肝要ですが、薬の乱用は避けることが必要なのです。
次回は群発頭痛とその治療について書いていきたいと思います
頭痛を予防する日常生活の工夫について。
頭痛が出てしまえば、痛みを取り除く治療をしなければなりませんが、
頭痛→治療、頭痛→治療・・・を延々と繰り返していたのでは生活もままならなくなってしまいます。
そのためにもまずは治療の前に予防ということが必要になってくるのです。
今のところ、片頭痛を完璧に消し去るような特効薬はないが、片頭痛持ちの人は、日常生活において注意すればかなり回避できます。当然、規則正しい生活をすることは言うまでもないが、その他にもいくつか方法があるので紹介していきます。
まずは日頃からストレスをためないようにすることが大切です。
ストレスは溜まり過ぎると、身体の各部に異変が出てくる万病のもとと言われています。特に片頭痛持ちの人の場合には、ストレスを極力ためないように気をつけましょう。
次に、あまり興奮しないこと。血管を広げて血流を増やしてしまうことが片頭痛の原因となることも。
炎天下に長くいたり、激しく怒るといったことは血管を広げてしまう原因になるので、なるべく避けるようにしましょう。
穏やかな気持ちで過ごすことが肝要です。
次にお酒(アルコール類)の摂取を控えること。上で書いたことにもつながりますが、アルコールを摂取すると、血管が広がってしまうため頭痛を引き起こす原因となることがあります。
このように日常生活で気をつけていくことで、片頭痛を予防することがある程度可能となります。
ただし、このように日常生活を送ったからと言って、片頭痛を完全に治療してしまうことが可能だというわけではありません。
やはり治療するには、市販薬や医者の処方箋に従って治療をするしかありません。
また、薬を飲んだからと言って全て治療できるわけではありません。現状では完全に治療することができない場合も多くあります。
また片頭痛が出てしまったからといってすぐに、頭痛薬みたいなものを飲むのも控えたいところです。
痛みが出たからといって、「痛みを治療したい」といって薬を飲み続けると、薬の効果も薄れてきてしまいます。
痛みがそれほどでもない場合には、頭痛を和らげる工夫を施していきたいところです。
次回は頭痛治療に移る前の、痛みの緩和について書いていきたいと思います。