日常生活の工夫(2)
ひどい片頭痛になってしまった場合には、鎮痛剤を飲んだり治療のために頭痛薬を飲まなければなりませんが、痛みの度に薬ばかりに頼っていると、薬に身体が慣れてしまって、薬の効果が薄れてしまうということがあります。
痛みが出たからといって薬をすぐ飲んだり、頭痛を防ぐために日頃から頭痛薬を常用していると、かえって身体に悪影響をお呼びしてしまうということもあります。痛みがとれなくなったり、薬の量を増やさなければならなくなるのを防ぐためにも、薬を使わずに痛みを和らげる方法をいくつか紹介したいと思います。
まずは、十分な睡眠をこころがけること。軽い片頭痛の場合には十分な睡眠を取ることで治療できることもあるので、よく眠るようにすること。つぎに、部屋を暗くして静かな環境を作ること。発作がおこったときには光や音が刺激となってしまって、痛みが増すようになってしまうことがあるからです。
つぎにコーヒーやお茶などカフェインを含んだ飲み物を飲むこと。カフェインには血管を収縮させる効果があるので、血流を抑えて痛みを和らげる効用があります。(市販の鎮痛剤にもカフェイン成分が入っているものもあります。)
また痛みのあるほうのこめかみを指で押さえるのもいい方法です。
痛みが出ているほうのこめかみの血流が増えて痛みを感じることがほとんどなので、指で押さえて血流を抑えることで、ずいぶんと痛みを和らげることができるのです。ぜひ試してみてください。
頭痛の治療については、痛みを和らげる頭痛抑制治療と、痛みを予防する頭痛予防治療とがあります。
上記それぞれの治療には別々の違った治療薬が用いられます。
しかしそもそも薬物による頭痛の完全治療は難しく、薬物は常用することで効果が薄れてしまう傾向があります。
頭痛が出てしまった場合には適切に薬を飲んで治療することが肝要ですが、薬の乱用は避けることが必要なのです。
次回は群発頭痛とその治療について書いていきたいと思います