肩こりからくる頭痛(2)
肩こり、首のこりと一緒にあらわれるもうひとつの頭痛に片頭痛があります。
片頭痛の症状はその名の通り、頭の片側に痛みが現れることが多いのですが、痛みが左右変動することや、両側がともに痛んで左右で痛みの差がでる場合、両側が同様に痛む場合など痛みの種類はさまざまあります。片頭痛は、「頭に左右偏った痛みがあらわれやすい」と理解するといいと思います。
片頭痛の特徴は、脈に合わせたズキンズキンとした痛み、頭の片側の場合が多いが、両側の場合もある、頭痛は、数日から数週間の間隔をおいて発作的に出現する、一回の頭痛の症状は数時間から3日ほどで治まる、頭痛発作と同時に吐き気をもよおす、嘔吐などを伴うことがある、強烈な光や大きな音、不快なにおいを嗅ぐことで頭痛の症状が強まることがある、明け方から目覚めの時間帯に症状が起こることが多い、頭痛の症状の強い部分を手で圧迫すると、その間は痛みの症状が和らぐ感じがする、年齢が30歳くらいまでに発症することが多い、頭痛発作の時、またはその直後に下痢や発熱などの諸症状があらわれることがある、血縁類者の中に似たような頭痛症状を訴える人がいるという特徴がある。
片頭痛の原因としてあげられるものに、過労、睡眠不足、ホルモンバランスの変化、(精神的)ストレス、アルコール摂取、人混み、騒音、気圧変化、遺伝などがある。また発症割合でいうと男女比で1:4と圧倒的に女性が多いのも特徴としてみられる。
偏頭痛の治療法は、薬物による治療が中心となる。その治療方法は大きく分けて2種類あり、発作のときに対処する頭痛を和らげる頭痛抑制治療と、頭痛を予防する頭痛予防治療がある。多くの場合、頭痛抑制治療から開始し、症状が強かったり、頭痛の出現回数が多かったりした場合に、頭痛予防治療を追加していくという治療方法が取られます。また薬物による治療だけにたよらず、日頃の生活にちょっとした工夫をしていくことが治療において大事になります。日常生活の工夫については次回詳しく書いていこうと思います。